関東近郊在住の多忙な共働きママ&パパ3人に、日頃のスケジューリング術を語ってもらいました。日常や緊急時、手帳やカレンダーをどう活用しているのでしょうか。後編はこちらです。

壁掛けカレンダーと手帳で、子どもの部活の予定を完璧管理

黒田英二さん 自分と家族のスケジュールはどう管理していますか?

武田雅美さん 壁掛けカレンダーと手帳に、家族全員の予定を書き込んでいます。中2の息子がサッカー部で忙しく、彼の部活動がそのまま家族の予定の中心になっています。月2回、部活のスケジュールが紙で配られるので、それが届いたら書き込みます。

小島千代子さん 部活の予定管理は大変?

武田 試合の応援に行く時は自分の予定を調整しなければいけませんし、練習が午前から午後にかかる場合はお弁当が必要。遠征試合の日は、出発が朝5時ということも。お弁当作りのために私は4時起きです。

 部活だけではなく、塾の予定確認も面倒です。成績によって時間が変わるんですよ。カレンダーは家族全員に見てもらいたいので、自然に視界に入るよう、食卓の壁に貼っています。こうして私が苦労して整理しているスケジュールを、夫は横からスマホのカメラでパシッと撮って使っている。何だか悔しい(苦笑)。

黒田 かと言って、口を出されるのも嫌なんじゃないですか?

武田 はい。夫が珍しくカレンダーに何か書き込んでいると「何、この汚い字!」とか思ったりして(笑)。

小島 我が家は基本的に夫が予定をコントロールしています。保育園の連絡ノートも毎日書いてくれる。そういった“マメさ”も夫の魅力の1つなんです。

武田 羨ましい!

小島 予定を調整する時も、私の意向を優先してくれます。カレンダーを貼る場所は、わが家も食卓の壁です。書ききれない細かな予定は、メールで夫と調整します。ちなみに、私自身の仕事のスケジュールは「アウトルック」で管理しています。

「Googleカレンダー」を夫婦で共有、早いもの勝ちで予定を入れる

黒田 うちは100%「Googleカレンダー」。学校行事は年間計画表をもらった時点で1年分の予定を登録して、仲の良いパパ友やママ友とURLを共有しています。仕事や飲み会もすべて登録。妻も仕事で忙しいので、「早く入れたもん勝ち」です(笑)。