会社員から個人事業主の立場になったとき、不安になるのは「もしものとき」のようです。特に、DUAL読者にとっては、残されるパートナーだけでなく、子どものことが心配でしょう。
そこで、年金・健康保険・雇用保険・労災の4つの保障を、会社員と個人事業主の違いから見ていきましょう。
「厚生年金」から「国民年金」へ変わると、将来の年金額は?
年金は、会社員の厚生年金から、個人事業主の国民年金に代わります。
会社員は給与やボーナスの額に応じて保険料が決まりますが、個人事業主の保険料は一律で月1万6490円です。また、会社員が加入する厚生年金と個人事業主が加入する国民年金では、国民年金のほうが将来の年金額は少なくなります。この保障の差を社会保険でカバーするには、起業する際に「法人を選択する」という方法があります。こちらは、次回詳しくお伝えしますね。