保育園に慣れてきたからこそ気を付けたい
阿真京子です。梅雨が明けると、いよいよ夏本番! プールに虫捕り、夏祭りと、イベントが盛りだくさんの楽しい季節の到来です。
子どもたちと元気いっぱいで過ごしたいものですが、夏に流行する病気もいくつかあります。この春に入園したばかりの子どもをもつママ・パパたちにとっては、やっと環境に慣れてきて、お子さんがお休みをする日数も減ってきた時期で、“またー?”とゲンナリするかもしれません。しかし、お子さんが通われている園の登園停止の目安なども、この機会にひと通り把握しておいたほうが今後のためだと思います。
以前、わが子が手足口病やヘルパンギーナにかかったとき、普段はあんなに食欲旺盛なのにすっかり食べられなくなってしまいました。お腹は空いているから食べたい、でものどが痛いから食べられない、と涙ながらに訴えていたことを思い出します。
医師からは、プリンでもアイスでも何でもいいので、つるんとした食べやすいものを栄養のことは気にせず食べさせてと言われました。果汁のあるものはのどに炎症があるためか受け付けず、アイスを少量、なんとか食べていました。食べたいのに食べられないって、子どもにとってはなんとつらいことか…と思ったものです。
「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」で発行している小児科医によるメルマガなどを元に、今年の夏、病気について知っておきたい情報をまとめました。